脱毛クリニック看護師って実際どう?仕事内容・クレーム・給料・将来性の現実

脱毛クリニック看護師と聞くと、「夜勤がなくて楽そう」「病院より給料がいい」「体力的に余裕がありそう」

そんなイメージを持つ人も多いと思います。

実際、病院勤務に疲れて転職を考える看護師にとって、脱毛クリニックはかなり魅力的な選択肢です。

一方で、現場で働いてみると「思っていたのと違った」「こんなはずじゃなかった」と感じる人がいるのも事実です。

脱毛クリニック看護師の仕事は、医療行為が中心とはいえ、接客要素が強く、クレーム対応や数字への意識を求められる場面もあります。

給料についても、「高収入」と言われる一方で、クリニックごとの差が大きく、将来性に不安を感じる人も少なくありません。

この記事では

  • 脱毛クリニック看護師として働くうえで知っておきたい仕事内容
  • クレームの実態
  • 給料の現実
  • 将来性

について、現場目線で正直に解説します。

これから脱毛クリニックへの転職を考えている人が、「なんとなく良さそう」ではなく、自分に合った選択ができるようになることを目的に書いています。

目次

脱毛クリニック看護師の仕事内容【実際の1日の流れ】

脱毛クリニック看護師の仕事は、基本的に医療脱毛の施術が中心です。

病院のように複雑な処置や急変対応はほとんどなく、業務内容自体はシンプルに感じる人も多いでしょう。

ただし、「楽そう」というイメージだけで入ると、実際のギャップに戸惑うこともあります。

主な業務内容は医療脱毛の施術がメイン

脱毛クリニック看護師の主な業務は以下の通りです。

  • 医療レーザー脱毛の照射
  • 施術前後の説明・声かけ
  • 肌状態の確認・トラブル時の初期対応
  • 電子カルテ入力や簡単な事務作業

1日の大半は施術に入るため、患者対応+施術の繰り返しになります。

点滴や採血、バイタル測定などは基本的にありません。

私が実際に働いていたころのスケジュールはこちら

脱毛施術の時間にひげ脱毛(30分枠)や全身脱毛(2時間半枠)など、脱毛する場所によって時間が決められているので、それがパズルのように予約が入っていました。

病院看護師との仕事内容の大きな違い

病院勤務と比べると、脱毛クリニックの仕事内容はかなり性質が異なります。

  • 夜勤がない
  • 急変対応・命に関わる判断がほぼない
  • 医療行為より「接客」の比重が高い

看護師としての緊張感は少ない一方で、「医療職」というよりサービス業に近い感覚になる場面も多いです。

ゆうひ
医療的な知識やスキルを使う場面は基本的にありません!

忙しさ・体力面のリアルな話

脱毛クリニックは予約制ですが、決して常に余裕があるわけではありません。

  • 繁忙期は予約が詰まりやすい
  • 施術時間が押すと一気にバタつく
  • 長時間の立ち仕事・中腰姿勢が続く

特に全身脱毛の施術が続く日は、「病院とは違う疲れ方をする」と感じる人もいます。

精神的な負担は少ないものの、体力的に完全に楽になるとは限らないというのが実情です。

ゆうひ
脱毛の施術内容によって時間が決まっているので、その時間以内で照射を終えての繰り返しです。
ゆうひ
効率的に行えたり、利用者がしっかり剃毛してきてくれれば時間の余裕はできます。

脱毛クリニック看護師のクレームは多い?【よくある実例】

脱毛クリニックへの転職を考える看護師が、不安に感じやすいのが「クレームって多いの?」という点だと思います。

結論から言うと、病院とは質の違うクレームが一定数あります。

ただし、内容や起きる理由を知っておけば、過度に怖がる必要はありません。

実際に多いクレームの内容

脱毛クリニックで多いクレームは、主に次のようなものです。

  • 「思ったより痛い」
  • 「効果が感じられない」
  • 「予約が取りづらい・待たされた」
  • 「説明と違うと感じた」

命や治療方針に関わるクレームではなく、期待とのズレから生じる不満がほとんどです。

ゆうひ
ここに関しては、契約前や施術前にしっかり説明を行えばほとんどトラブルはおこりません。

クレームが起きやすい原因は「説明不足」

脱毛クリニックのクレームで多いのは、施術そのものよりも事前説明の認識違いです。

  • 効果の出方には個人差がある
  • 痛みの感じ方は部位や体質で違う
  • 回数を重ねないと満足できない場合もある

こうした説明が不十分だと、「聞いていなかった」「こんなはずじゃなかった」という不満につながります。

逆に言えば、最初の説明と期待値調整ができていれば防げるクレームも多いです。

クレーム対応は看護師がやるの?

多くの脱毛クリニックでは、クレームの一次対応を看護師が行うケースが少なくありません。

ただし

  • すべてを看護師が背負うわけではない
  • 上司やカウンセラー、責任者がフォローに入る体制がある

という点は押さえておくべきです。

クレーム対応の重さは、個人よりもクリニックの体制次第で大きく変わります。

ゆうひ
その場で対応できそうなものは看護師や担当スタッフが対応しますが、それでも難しい場合上司へ相談になります。

病院のクレームとの決定的な違い

病院のクレームは、医療内容や対応の遅れなど、精神的に重くなりやすいものが多いです。

一方、脱毛クリニックのクレームは

  • 感情的になりやすいが
  • 内容は比較的シンプル

という特徴があります。

「命を預かるプレッシャー」から解放される一方で、接客耐性が求められる仕事だという現実は知っておく必要があります。

ゆうひ
実際に働いて感じたのは、美容オペに比べるとクレームの質も量も対応は難しくはないかなと感じました。
クレームとしては痛みや効果を実感しにくい程度なので、取返しのつかないようなトラブルは基本的にはありません。

脱毛クリニック看護師の給料の現実【稼げる?】

脱毛クリニック看護師を検討するうえで、「結局、給料はどうなの?」という点はかなり重要だと思います。

脱毛クリニックは、病院と比べて給料が高いイメージを持たれがちですが、実際はクリニックごとの差がかなり大きいのが現実です。

脱毛クリニック看護師の平均的な月収・年収

一般的な目安としては、以下のような水準が多く見られます。

  • 月収:28〜35万円前後
  • 年収:400〜500万円前後

未経験スタートでも、夜勤なしでこの水準に届くケースは珍しくありません。

そのため、「夜勤をやめても収入を大きく落とさずに働ける」と感じる人が多いのも事実です。

ゆうひ
収入を大きく下げずに夜勤を辞めてプライベートを重視したい方にはおすすめです!

インセンティブ・昇給は期待できる?

脱毛クリニックの給料は、固定給+インセンティブという形が多くなります。

インセンティブの評価対象としては

  • 施術数
  • 指名数
  • 物販やオプションの案内状況

などが設定されていることがあります。

ただし

  • インセンティブがほぼ形だけの職場
  • 逆に数字のプレッシャーが強い職場

この差が非常に大きいため、求人票だけで判断するのは危険です。

ゆうひ
私が以前いた職場では、看護師のインセンティブは物販でした。
ゆうひ
物販のノルマもなかったので、特にストレスなく、気になっている人に提案する程度でした。
インセンティブなどの美容業界の仕組みがイメージしにくい人にはこちらの記事もおすすめ!
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病院看護師と比べたときの給料感

夜勤ありの病院看護師と比べると

  • 総支給額はやや下がる or 同程度
  • 手取りや生活リズムは改善しやすい

というケースが多いです。

一方で

  • 大きな昇給が見込みにくい
  • 長く続けても年収が伸びづらい

というデメリットもあります。

ゆうひ
ルーチンワークでのんびり働きたい人にはアリ
ゆうひ
業務中の負担が少ないため、副業を頑張ってみたいという人もアリ

「高収入」と言われる理由と落とし穴

脱毛クリニックが「稼げる」と言われる理由は

  • 夜勤なし
  • 残業が比較的少ない
  • 病院より精神的な負担が軽い

こうした条件の中では給料水準が高く見えるためです。

ただし、年収600万・700万を安定して狙える仕事ではないという点は、最初に理解しておいたほうが後悔しません。

ゆうひ
より高い年収を欲しい場合は、美容の外科手術をおこなっているところを探したほうがいいでしょう。

脱毛クリニック看護師の将来性は?【この先どうなる】

脱毛クリニック看護師として働くうえで、「この仕事を続けて大丈夫なのか」「将来どうなるのか」と不安を感じる人も多いと思います。

結論から言うと、短期的には安定しやすいが、長期視点では考える必要がある仕事です。

脱毛業界の今後と需要の現実

医療脱毛はここ数年で一気に広まり、現在は成長期を過ぎ、成熟期に入っている市場と言えます。

  • クリニック数が多い
  • 価格競争が激しい
  • 経営が不安定なところもある

そのため、「どこで働くか」によって将来の安定度は大きく変わります。

ゆうひ
今までにも、経営が悪くなりスタッフに給与未払いで倒産した会社もあります。
ゆうひ
どこで働くか、母体が大きく、倒産しにくいかも要注意です。

脱毛一本で長く働けるかという問題

脱毛クリニックの仕事は、良くも悪くも業務内容が固定されやすいです。

  • スキルの幅が広がりにくい
  • 年数を重ねても役割が変わりにくい
  • 体力勝負の側面がある

その結果、年齢を重ねたときに選択肢が狭くなる可能性があります。

30代、40代で脱毛のみを続けて給料も役割も変わらないで働いている人を見ており、他の選択肢は狭まっているとのことでした。

ゆうひ
一旦ゆっくり働きたい、ママさんナースやブランクありでゆるく働きたいなどはアリだと思います。
ゆうひ
脱毛一本では、正直スキルもあまり身につかず、将来性も厳しいです。一時的にゆるく稼ぐ、副業を頑張る、脱毛を経験して他の美容もやってみるなど、その先を考えての転職であれば全然アリです!
美容看護師としての将来性は?美容市場と合わせてこちらの記事にまとめています。
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脱毛経験は次の転職に活かせる?

脱毛クリニックでの経験は、以下のような転職には比較的つながりやすいです。

  • 美容看護師(注入・美容皮膚科)
  • 他の美容系クリニック
  • カウンセラーや教育係

一方で、病院への出戻りや専門性を求められる職場では、評価が分かれることもあります。

ゆうひ
保険診療の病院では、自由診療での看護師経験を臨床経験としては基本的にはカウントしないので注意!

将来性を左右するのは「個人の選び方」

脱毛クリニック看護師としての将来性は、業界そのものよりも

  • どのタイミングで入るか
  • どの立ち位置で働くか
  • 次のステップをどう考えるか

この3点で大きく変わります。

母体が大きく、事業が拡大傾向であれば、長く続けることによって昇格する可能性はあります。

「今を楽にする選択」としては優秀ですが、ずっと同じ働き方を続ける前提で選ぶと、後から悩みやすい仕事でもあります。

美容看護師としてキャリアを築いていきたい人にはこちらの記事もおすすめ!

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脱毛クリニック看護師に向いている人・向いていない人

脱毛クリニック看護師は、誰にとっても楽な仕事というわけではありません。

同じ職場でも「天職」と感じる人と、「思っていたのと違う」と感じる人がはっきり分かれます。

脱毛クリニック看護師に向いている人の特徴

以下に当てはまる人は、脱毛クリニックの働き方に適応しやすい傾向があります。

  • 接客や会話が苦にならない
  • 決まった業務を安定してこなすのが得意
  • 夜勤や急変対応に疲れている
  • プライベートの時間を重視したい

特に、「看護師として頑張り続けることに少し疲れた人」にとっては、精神的な負担が軽く感じられることが多いです。

脱毛クリニック看護師に向いていない人の特徴

一方で、次のような人はギャップを感じやすいです。

  • 看護技術や専門性を高めたい
  • 毎日違う刺激や成長を求める
  • クレームや感情対応が苦手
  • 数字や評価制度に抵抗がある

「医療者として成長したい」「臨床力を伸ばしたい」という思いが強い場合、物足りなさを感じる可能性があります。

向いている・向いていないは優劣ではない

脱毛クリニック看護師に向いているかどうかは、能力の問題ではなく価値観との相性です。

  • 今、何を優先したいのか
  • 数年後、どうなっていたいのか

この視点で考えることで、「合わなかった」という後悔を減らすことができます。

それでもイメージがつかない人は、私が実際に転職して感じた体験談の記事もおすすめ!

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脱毛クリニック看護師を選ぶときに後悔しないポイント

脱毛クリニック看護師は、どこで働くかによって満足度が大きく変わる仕事です。

同じ「脱毛クリニック」でも、働きやすさ・しんどさ・将来の選択肢はまったく違います。

求人票で必ずチェックすべきポイント

求人を見るときは、給料の金額だけで判断しないことが重要です。

特にチェックしたいのは以下の点です。

  • 給与の内訳(基本給とインセンティブの割合)
  • ノルマの有無・評価制度の内容
  • 研修期間と教育体制
  • 残業の有無・固定残業代の扱い

「高収入」と書かれていても、インセンティブ前提で基本給が低いケースもあります。

面接・見学で見るべき現場のサイン

可能であれば、面接時に現場の雰囲気をよく観察しましょう。

  • スタッフの表情が硬すぎないか
  • 看護師の入れ替わりが激しくないか
  • 回転数や効率ばかりを重視していないか

こうした点は、実際に働き始めてからのストレスに直結します。

美容看護師の面接で落ちないために!面接する側目線でもこちらの記事にまとめています。

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「とりあえず脱毛」はリスクになることも

脱毛クリニックは入りやすい分、「とりあえず今つらいから」という理由だけで選ばれがちです。

短期的には楽になっても、次のキャリアを何も考えずに入ると、数年後に身動きが取りづらくなることがあります。

脱毛をゴールにしないという意識を持って選ぶことが、後悔を減らすポイントです。

ゆうひ
今すぐ転職する必要はありません。ただ、比較対象を知って選べる状態を作っておくだけで、気持ちはかなり楽になります。

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まとめ|脱毛クリニック看護師は「合う人には楽、合わない人にはつらい」

脱毛クリニック看護師は、夜勤がなく、医療現場特有の緊張感から離れられる働き方です。

一方で、接客要素やクレーム対応、将来性の限界など、実際に働いてみないと見えにくい側面もあります。

仕事内容はシンプルですが、体力面が完全に楽になるわけではなく、給料も「高収入」というよりは条件のわりに悪くない水準という位置づけです。

将来についても、脱毛一本で長く続けるより、次のステップを意識して選ぶほうが後悔は少なくなります。

脱毛クリニック看護師が向いているかどうかは、能力ではなく今の自分の価値観や優先順位との相性で決まります。

  • 今は少しペースを落としたいのか
  • 数年後にどんな働き方をしていたいのか

この2点を整理したうえで選ぶことが大切です。

脱毛を含めて、美容看護師の求人をまとめて比較したい人へ

脱毛クリニックは、職場によって働きやすさの差が大きいため、1つの求人だけで判断するのはおすすめできません。

実際には

  • 脱毛だけのクリニック
  • 脱毛+美容皮膚科
  • 将来的に注入や他施術に広がる職場

など、選択肢はいくつもあります。

「脱毛が合うのか」「他の美容分野のほうがいいのか」を含めて、条件や働き方を比較しながら考えたい人は、看護師向け転職サービスを使って情報収集しておくと判断しやすくなります。

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