病棟から美容看護師に転職するとどうなる?体験者が語るリアルな実情

ゆうひ
美容外科に転職したいけど実際どうなんだろう?
最近、夜勤のない働き方や高収入を求めて、美容クリニックへ転職する看護師が増えています。
私もその一人で、数年前に病棟看護師から美容外科へ転職しました。
転職前は「ノルマがあったりするのかな」「看護師としてのキャリアは潰れると思うけど大丈夫かな」「保険診療にすぐ戻りたいとか思わないかな」など不安もたくさんありました。
ですが、実際に飛び込んでみると、病棟とは全く違うやりがいがあり、看護師としての新しい働き方を知ることができました。
この記事では、そんな私の実体験をもとに、美容外科への転職で感じたメリット・デメリット、働き方のリアルを正直にお伝えします。
ゆうひ
美容クリニックに興味はあるけど踏み出せない…
そんな方の参考になれば嬉しいです。
ゆうひ

この記事を書いた人
ゆうひ
現役美容看護師主任(看護師歴10年以上)。
消化器外科・整形外科・内視鏡を経験後、美容クリニックへ転職。
現在は新人教育・採用面接も担当しています。
病棟勤務の悩みや、美容看護師への転職について、実体験ベースで解説します。

美容外科へ転職する看護師が増えている理由

夜勤がなく生活リズムが整う

病棟勤務では夜勤や不規則なシフトが当たり前ですが、美容外科は基本的に日勤のみです。

夜勤に疲れた看護師にとっては、生活リズムが整い、心身ともに余裕ができるのが大きな魅力です。

ゆうひ
生活リズムが整ったから休みの日も元気に好きなことができる!

給与水準が高い傾向がある

美容外科は自費診療のため、保険診療の病院よりも利益率が高く、スタッフの給与も比較的高いです。

ゆうひ
私は一時期より給与が200万ほど増えました!
ゆうひ
好きなことをする時間もお金も増えてとても満足しています!

美容に興味がある人にとってはやりがいが大きい

最新の美容に触れながら、自分自身の美容知識も深まります。

割引などの社割制度があるクリニックも多くあります。

美容が好きな人にとっては、学びも楽しさも大きい仕事です。

ゆうひ
私も同僚も社割で安く美容医療を受けさせてもらいました!
ゆうひ
社割の申請は少しめんどうでしたが、それでも安く受けれるのでありがたい!

人間関係がドライな傾向もある

美容外科は「チームで患者をみる」というより「役割分担が明確」で効率を重視する現場も多いです。

病棟のように濃い人間関係が苦手な人にとっては、程よい距離感で働けるという声もあります。

ゆうひ
私の職場も受付する人、営業する人、看護師・医師しかできない仕事と業務がはっきりわかれているので、どこまでをやってどこまでを任せるというのはわかりやすい職場です。

私が転職を決意した理由

人間関係がしんどかった

以前の職場にいた頃はコロナで医療崩壊ギリギリだったこともあり、人員はギリギリ、職場は忙しくてピリピリでした。

全体的にスタッフが忙しさからイライラしており、些細なことでもあたりが強くなりやすかったのだと思います。

そんな中なれない環境で満足に指導ももらえず、ただ怒りを向けられ続ける環境はとてもつらかったです。

ゆうひ
正義感や看護師としてのプライドが高い人からは「看護師ならこれくらいやって当たり前」という自分の中の最低ラインを他人にも必要以上に求める人も結構いたなと感じます。
ゆうひ
それも忙しさからくるいらだちもあるのかもしれませんが
最初は頑張ろうと思っていましたが、家でどんなに自己学習をしても、同じミスを繰り返さないようイメージトレーニングをしても、どこか一つでもあらがあると否定され続ける環境はなかなか厳しいものでした。

将来の不安

そこそこ大きな二次救急病院にいたので、いろんな科を周り知識を深めるのには十分な規模の病院だったかと思います。

しかし、キャリアを積む前の今現在がしんどすぎました。

前残業、残業は当たり前。

その後、家で専門書で勉強、ご飯とお風呂を済ませたらすぐ寝る。

休日は疲れ果ててベッドから起き上がることができないほど疲れ果ててました。

ゆうひ
仕事終わりもよく気絶するように寝ていました笑
こんな生活を続けていたら体をすぐ壊すんじゃないか。休みの日の楽しみも何も無いんじゃないか。
恋愛もしたい、友達と遊びたい。でもそんな元気も時間もない。
ゆうひ
これが今後も続いたら自分の人生の楽しみは何も無いんじゃないかな…
そう思い転職を決意しました。

ライフスタイルの改善

病棟にいた頃は2交代のシフトでした。

夜勤が交じることによって生活リズムは乱れ、休日も変なだるさが残る日々でした。

また、内視鏡外来にいた頃は救急も受け入れていたので、オンコールありで働いていました。

内視鏡外来では、ママさんもたくさん働いていたので、ママさんになるべく負担がかからないようにという職場でした。

ママさんに負担がかからないようにということで、その負担は常勤スタッフに重くのしかかりました。

ゆうひ
少ない常勤でオンコールを割り振るので、もちろん一人当たりのオンコール回数が増えます。
ゆうひ
休みの日の半分くらいはオンコール日で遠出もできない、呼ばれたら働くので、満足に休むこともできませんでした。
「ここまで自分を削って何になるんだろう…」とよく考えていました。

転職を決意

自分が自分らしくいることができない。

休みの日も満足に休息できない、気分転換できない。

忙しさからイライラしやすくなっている自分にも嫌気がさしていました。

その時脱毛に通っていたのですが、脱毛の施術をしてくれる看護師さんから「男性でも美容で働いている人全然いますよ~」という言葉を耳にして驚きました。

ゆうひ
美容外科で働く看護師って女性だけじゃないんだ…
美容外科で働くという選択肢を教えてくれたこと、男性の求人もあることを知り衝撃を受けました。
ゆうひ
自分をここまですり減らして頑張って働いてきたし…キャリアは一旦忘れて、楽しむ時間を作ってみよう!
そう思ってワークライフバランスだけを考えて転職を決意しました。
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美容外科に転職して感じたメリット

給与アップ

病棟で夜勤をやっていた頃より給与が上がりました。

上がった給与で今まで楽しめなかった休日を存分に楽しみました。

旅行に行ったり、恋愛をしたり、新たなコミュニティを探したり、新たな趣味を作ってみたり。

ゆうひ
なんでもっと早く自分を大切にして、自分らしくいれる場所を探さなかったんだろう!
いろんな楽しいことを久しぶりに感じれるようになっていました。

夜勤がない・生活リズムが整う

私が美容外科への転職を考えた理由のひとつが、夜勤による生活の乱れと慢性的な疲労感でした。

病棟や外来勤務のときは日勤と夜勤が入り乱れていたり、オンコールで夜中に呼び出されたりで睡眠時間もバラバラ。

休日も「とにかく寝て終わる」ことが多く、友達と予定を合わせるのも難しかったです。

美容外科に転職してからは、完全日勤のみ・残業もほとんどなしの働き方になり、朝決まった時間に起きて夜はしっかり眠れる生活に変わりました。

生活リズムが整ったことにより肌荒れやストレスも減り、自分の時間や体調管理にも余裕ができました。

ゆうひ
退勤時間を待って、時間になった瞬間打刻して帰れるなんて病院勤務時代はありえませんでした!
「夜勤が辛い」「体力的に限界」と感じている看護師さんにとっては、美容外科の働き方はかなり魅力的だと思います。

美容医療に詳しくなる・自分の美意識が高まる

美容業界にいるため、最新の美容知識や技術に触れる機会もあり、周りも美意識が高い人が多いため、自分の美意識も高まります。

社割で安く美容商品を買えたり、施術を受けたりもできるので、それならやってみようという人も自分の周りにもいます。

自分の美意識が高まって、自分自身に変化がではじめると、そこから自信に繋がったり自己肯定感が高まったりもします。

ゆうひ
自分にも自信がついて、あれもこれも挑戦してみようとものごとに積極的に取り組めるようになりました。
ゆうひ
そのおかげで趣味が増えたり楽しみが増えて人生が豊かになりました!

患者対応よりも接客や提案力が求められる

こちらは好みによってメリットにもデメリットにもなりますが、自分にとってはメリットになりました。

患者対応をしているだけでは身につきづらい接遇が身につきました。

提案力に関しては、こちらの言葉遣いや言い回し、提案の仕方一つで相手を喜ばせることも怒らせることもできてしまいます。

うまく提案する、誘導する、クレームをいなせる力が身につきました。

ゆうひ
私の職場では営業の人と話す機会が多くあり、どのように営業しているか知ることができてとても勉強になりました。
営業のやり方は病院で働いていたら一生知ることができなかったと思います。
どのように相手を誘導して気持ちよく商品を買ってもらえるかを知ることで、実生活で営業をされるときに変にぼったくられたりされることもなく、逆にこちらから交渉することも増えました。
うまく接客や提案するのが苦手、コミュニケーションをとるのが苦手という人はデメリットになるかもしれません。

美容外科に転職して感じたデメリット

スキルが病院とは異なるので、初めてだと戸惑う

自由診療になるので、患者対応というよりお客様に対しての接遇というイメージになります。

部署によっては事務作業や支払い、ローンを使用して施術を行う方に対してローンの手続きを看護師がやることがあるかもしれません。

ゆうひ
私の場合は看護業務に加え、事務、支払い、ローンの手続き、物品の発注なども行っています。
これだけ聞くと、ものすごい量の仕事なんじゃないかと思われる方もいるかも知れませんが、完全予約制で患者の上限はあるので、ゆとりをもって業務はできています。
私がいる場所では残業も月に0~3時間程度のことがほとんどです。
看護業務以外も知ってみたい!という人にはメリットになるかもしれませんが、看護業務に専念したい!という方だとイメージと違うとなってしまうかもしれません。

クレーム対応があるときもある

美容なので、よりよくしよう!という気持ちの方が高いお金を払って施術を受けてくれます。

そのため、「想像していた仕上がりと違う!こんなはずじゃなかった!」となる場合クレームに繋がります。

こちらができる限りを尽くした場合もクレームが来ることはあります。

そのため、施術を行う前にしっかり説明して内容に同意してもらうことが重要になります。

クレーム処理をやらなければならないかも?というのは頭の片隅に入れておいたほうがいいでしょう。

売上プレッシャーがある

営業だけでなく、看護師にもノルマがある職場もあります。

売った分のインセンティブは基本でるので、営業が得意な人にはメリットになるでしょう。

しかし、そうしたプレッシャーを感じたくない!という人はノルマがない職場もあるので、求人でノルマのありなしは確認しておきましょう。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • 美容が好き
  • 患者さんの雰囲気で不安を察してすぐ寄り添える人
  • 患者さんの気持ちに向き合う時間を大事にできる人
  • 変化を楽しめる
  • のんびり働きたい
  • 看護業務以外も身につけてみたい

向いていない人

  • 営業が苦手
  • ノルマに抵抗を感じる人
  • 接客の気遣いに大きなストレスを感じる人
  • 看護手技や救急対応、急性期のスキルを維持したい人
  • 看護師としてのキャリアを考える
  • 看護業務以外が苦手な人

美容看護師の仕事内容や年収、向いている人、転職のコツなどをまとめて知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

【現役美容看護師が解説】美容看護師になるには?仕事内容・年収・転職方法を完全ガイド│ゆうひの看護師転職サイト

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実際に使った転職サイトとその理由

私が実際に使った転職サイトはこの3つ!

  • 看護roo!
  • レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
  • ナース専科

なぜ3社も登録したかというと、それぞれのサイトに強みがありそうだったからです。

ゆうひ
どこが一番自分に合うかは、実際に使ってみないとわからないと思ったんですよね

①看護roo!はサポートが手厚く転職初心者には心強い!

一番使いやすいと感じたのが「看護roo!」でした。

まず、求人検索機能が使いやすくて、条件を絞り込みやすい。

「美容外科」「日勤のみ」「〇〇市」など、希望に合う求人がすぐ見つかりました。

担当者の方も丁寧にサポートしてくれる印象で「このクリニックは研修制度がしっかりしているので、初めての美容でも安心ですよ」など、不安に寄り添ってくれる対応がありがたかったです。

面接前のアドバイスや、履歴書の添削サポートも丁寧で、自分ひとりでは気づけないところにも気づけたのでとても助かりました。

看護roo!無料登録!人気美容クリニック求人はすぐ埋まります!お早めに

②レバウェル看護は美容に強くスピード感重視の人に◎

レバウェル看護は「美容外科に強い」と口コミでよく見かけたので、期待して登録しました。

実際、美容クリニックの求人が多く、他では見ない非公開求人も紹介してもらえました。

担当者の方はとても美容医療に詳しく「ここは売上ノルマがきつめ」「ここは教育体制が整っている」など内部事情までしっかり教えてくれました。

その分、転職の意思が明確な人にはとても心強いと思います。

ただ、私自身はじっくり考えながら進めたいタイプだったので、レバウェル看護のスピード感のある対応がややプレッシャーに感じてしまったところもありました。(あくまで個人の相性の問題で、担当者さんの対応自体は丁寧でした。)

もし、「早めに転職を決めたい」「美容の内部情報がほしい」という方には、レバウェル看護はかなり頼れる存在だと思います。

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③ナース専科は地方の求人のほうが強いかも…?

ナース専科は、病棟系や地方の求人が多めという印象。

美容クリニックの求人は少なめでした。

地方で転職を考えている方には合うかもしれませんが、今回私は美容に絞っていたのであまり活用はできませんでした。

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最終的に、私は看護roo!経由で転職しました

複数使ってみた結果、一番自分にあっていたのが看護roo!でした。

押し売り感がなくて、親身になってくれた担当者の対応が本当に信頼できました。

面接も無事通過し、現在は希望していた美容外科クリニックで働いています。

転職してからは生活リズムも整い、ストレスもかなり減りました。

ゆうひ
私も最初は美容ってどうなの…?と不安でしたが、今振り返ると、あの時一歩踏み出して本当によかったです。
ゆうひ
今は生活も整い、心の余裕もできて、仕事の満足度も大きく変わりました。

迷ったら複数登録して比較がおすすめ!

転職サイトは人によって合う・合わないがあります。

まずは複数登録して、担当者との相性や求人の質を比較してみるのが確実です。

「どこを選べばいいかわからない…」という方はまず看護roo!やレバウェル看護あたりから始めてみるのが安心です!

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