【看護師の委員会問題】負担ばかり?やめたい人が多い現場のリアル

ゆうひ
また委員会の仕事…

そう思いながら、資料づくりや会議準備に追われていませんか?

本来の看護業務とは別に発生する委員会活動。

業務時間外に資料を作ったり、休日に集まったり、正直「負担ばかり」と感じる人も多いですよね。

私自身も、看護師として働く中で委員会に関わる機会が何度もありました。

最初は「病院のためになるなら」と思って頑張っていましたが、気づけば委員会に時間を取られて、心がすり減っていったんです。

この記事では

  • 看護師が委員会を「負担」と感じる理由
  • やめたい人が増えている背景
  • そして無理せず向き合うための考え方

を、現場目線でまとめました。

もし今、「委員会、もう限界かも…」と思っているなら、少し肩の力を抜いて読んでみてください。

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看護師の委員会が「負担ばかり」と感じる理由

委員会の活動は、看護の質向上や安全管理などを目的として行われています。

しかし実際には、現場の忙しさや人手不足の中で進めなければならず、

「やりがい」よりも「負担」の方が大きく感じられることが多いです。

ここでは、看護師が委員会を負担に感じる主な理由を紹介します。

仕事と両立できないほど時間を取られる

委員会の準備や資料作成、会議などは、業務時間外に行われることも少なくありません。

「委員会のために残業」「休日に集まる」「発表の資料を家で作る」など、自分の時間を削って対応するケースも多いです。

特に、委員会が複数同時に走っている職場では“本来の看護業務”との両立が難しくなり、疲弊してしまう人もいます。

ゆうひ
業務の一環ならせめて業務時間内にやったり、作業時間分の給料を欲しいですよね…

委員長や書記などの役割が偏っている

「毎回同じ人が委員長になる」「書記は新人が自動的に担当」など、役割が偏ることで一部の人に負担が集中してしまうケースがあります。

また、委員会活動に前向きな人ほど仕事を任されやすく、結果的に“頑張る人が損をする”ような構図が生まれやすいのも現実です。

ゆうひ
頑張る人や拒否できない人が損する仕組みが嫌ですよね…

形だけの活動に意味を感じない

「委員会で話し合っても結局何も変わらない」

「報告書を出すことが目的になっている」

そんな形骸化した活動に、虚しさを感じている人も少なくありません。

実際、病院によっては“年度のノルマ”として委員会を設けているだけで、現場での改善にはつながっていないケースもあります。

努力が成果に結びつかないと、やる気もどんどん薄れてしまいますよね。

ゆうひ
活動をして改善案を出しても変化なし
ゆうひ
これだとやる気もなくなっていっちゃいますよね。

やめたい人が多いのはなぜ?

委員会を「やめたい」と感じている看護師は、決して少なくありません。

多くの職場で共通しているのが、「負担に見合わない」「報われない」「終わりが見えない」という声です。

ここでは、なぜ委員会から抜けたいと感じる人が多いのか、その背景を見ていきます。

人手不足なのに委員会の仕事が減らない

現場は常に人手不足。

その一方で、委員会の仕事量や活動内容は減るどころか増えている職場もあります。

「委員会に出る=その分現場の人手が減る」ため、どちらの立場もストレスを感じる悪循環に陥りやすいのです。

「業務も忙しいのに、委員会もこなさないといけない」

そんな状態が続けば、やめたくなるのは当然ですよね。

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「真面目な人」が損をしている構造

委員会では、責任感が強い人・断れない人ほど仕事を任されやすい傾向があります。

「どうせあの人ならやってくれる」という空気が生まれることで、

一部のメンバーに負担が偏ることも多いです。

特に、若手や中堅の看護師ほど“便利屋”のように扱われてしまうこともあり、「自分ばかり頑張っているのに評価されない」と感じてしまう人も少なくありません。

ゆうひ
委員会のせいで中堅がいない病院というのもありそうですね。

意見を言っても改善されない職場体質

委員会の場で現場の意見を出しても、上層部に届かないケースもあります。

「結局、病院全体の方針が決まっていて何も変わらない」

「どうせ形だけの会議」と感じることで、やる気を失ってしまう人も。

また、委員会を通じて改善提案をしても実行に移されない場合、「やっても意味がない」と諦めてしまうのも無理はありません。

このように“意見が反映されない構造”そのものが、委員会離れを加速させる一因になっています。

「やめたい」と思ったときの対処法

委員会の活動がつらくて、「もうやめたい」と思うことは自然なことです。

無理を続けて心身をすり減らすよりも、早めに対処する方が結果的に自分を守ることにつながります。

ここでは、委員会をやめたいと思ったときに取れる現実的な行動を紹介します。

まずは上司や先輩に正直に相談してみる

いきなり「辞めます」と伝えるよりも、まずは負担の大きさを素直に伝えることが大切です。

「業務との両立が難しい」「家庭の事情で時間が取れない」など、

具体的な理由を添えることで理解を得やすくなります。

特に、同じような経験をしたことがある上司や先輩なら、共感してくれたり、別の委員に調整してくれる場合もあります。

委員会の負担を減らす提案をしてみる

もし辞めるのが難しい場合は、負担を軽くする方向で提案してみるのも一つの方法です。

たとえば

  • 会議の頻度を減らす
  • オンラインでの共有に切り替える
  • 担当者をローテーション制にする

など、小さな工夫でも負担はかなり軽減されます。

「自分が続けやすい形」を周囲と共有することで、職場全体の改善にもつながります。

本当に限界なら転職という選択も

どれだけ努力しても改善されない場合は、環境を変えることも選択肢の一つです。

「委員会なし」「日勤のみ」「業務に集中できる環境」など、

自分に合った職場を探すことで、ストレスから解放されるケースもあります。

無理を続けるより、自分が安心して働ける環境を選ぶ方が、長く看護を続けるうえでずっと健全です。

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無理をしないキャリアの築き方

委員会の負担を感じながらも、「自分だけ逃げるのは申し訳ない」と悩む看護師も多いでしょう。

ですが、無理を続けて体調を崩したり、仕事への意欲を失ってしまっては本末転倒です。

看護師として長く働くためには、「頑張りすぎない仕組み」を自分の中に作ることが大切です。

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「委員会がない職場」を選ぶという選択

すべての病院やクリニックで委員会があるわけではありません。

特に美容クリニックや個人医院、訪問看護などでは、委員会活動がほとんどない・もしくは簡略化されている職場も多いです。

「委員会がない=意識が低い」ではなく、現場の看護に集中できるという意味では非常に合理的な環境とも言えます。

自分の性格やライフスタイルに合った働き方を選ぶことで、無理のないキャリアを築くことができます。

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職場選びのポイントを押さえておく

委員会以外にも

  • 残業の多さ
  • 人間関係の風通し
  • 有給の取りやすさ

など、働きやすさを左右する要素はいくつもあります。

転職活動の際には、面接で「委員会の活動頻度」「担当の持ち回り」などを具体的に聞いておくと安心です。

看護師転職サイトを使えば、こうした“内部事情”を事前に確認できるため、ミスマッチを防ぐことができます。

下の記事では職場選びに失敗しないポイントを解説!

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自分の心を守ることも看護の一部

委員会の仕事を頑張ることも立派ですが、自分の時間や気持ちを大切にすることも、同じくらい価値があります。

「自分が笑顔でいられる職場かどうか」を基準に、キャリアを見直してみてもいいかもしれません。

ゆうひ
私自身今は委員会がない職場にいますが、業務に集中できています!
ゆうひ
業務改善については私含め役職を持ったスタッフが意見集約し取り掛かればいいと思っています!
転職するかどうかは今決めなくても大丈夫!
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